ホッと一息ミルクティー

日常の疑問とその日のアウトプット

ほんとうにあった怖い夢

 

 

わたしには高校時代大好きなクラスメイトがいた。

本当に好きで、アピールしすぎて引かれ、好きになるのやめようとしたけどやっぱり好きだと自覚した時に告白してもらえて泣くほど嬉しかったくらい好きな人。

(作戦のつもりはなかったけど押して引く作戦になっていたかもしれない)

 

 

夢の中は、高校3年生のテストの時間だった。

焦った。

 

勉強してない、と。

 

ちょっと勉強したのに「全然してない〜」とか言うレベルじゃなくてマジでしてない。

そりゃそうだ。27歳のわたしがいきなり高校3年生のテストを受けることになってるんだもの。

でも夢ではわからない。

 

そして、彼がいた。

高校3年生なので、私と付き合っている彼。

片思いの頃の彼ではないのに、なぜかときめかない。

大好きだったはずなのに、「大好きだった彼だ」と過去形で考えてしまう。

 

夢の中で夢だと自覚がない状況なので、とても不安になった。

 

え?付き合ってるんだよね?わたしたち。でも、全然ときめかない。自然消滅しようとしてるんだっけ?それはやだ、そんなことなかったはず。なんで、なんで好きという気持ちが消えかけてるの……。

 

苦しかった。しんどかった。

他のクラスメイトに懐かしさを感じる反面、とても苦しい時間だった。

 

夢から醒めると、すべてがわかる。

「そうか、もう彼のことを好きと言う気持ちが薄れたからだったか」と。

 

でも、あの頃のわたしは本当に大好きだった。冷めることなんてなかった。

喧嘩することはあったかもしれないけれど、好きだから怒ることも悲しむことも、喜怒哀楽を、感じられた。

 

なのに、そんな夢を見ると私の大事な思い出が、過去の気持ちが塗り替えられてしまう。

なんて怖い夢なんだと思った。

 

きっと好きなままだったら幸せなのかもしれない。でももう10年は経った。

あの頃の気持ちには戻れない。

 

だから、そんな夢を見せないでほしい。

大切な思い出を塗り替えないで。

 

「過去に戻れたら」とかよく言うけれど、わたしは今のままでいい。

 

過去に戻るなら今のわたしは今のわたしじゃなくなるので、わたしは今のわたしを幸せにしたい。過去も、これからも、すべて。

 

そう思った朝でした。

 

 

 

本当にあった怖い夢。