人の家、覗いてみませんか?【漫画紹介】
おはようございます。井上です。
昨日遅く今日は早く、寝ないように漫画を読んじゃったので、漫画紹介したいと思います。
「嬉しいことがあった日は、めぐみと一緒にいたいじゃん」
これは、プロポーズが成功した日に女友達のめぐみに壮太が言った言葉。
そんな漫画のタイトルは、
「くらすはこ」ねむようこ著
これは、ねむようこさんの短編集なんですけどね、この本の特徴は全て家の中の場所がテーマなんです。
宝箱かのように鍵をかける“くらすはこ”
鍵をかけられると覗いてみたくなるスケベ心から、作られた作品なんですって。
人の家を覗くつもりで見ることをオススメしてます。
キッチン、玄関、バスルーム、寝室…
そのうちの玄関の話。
男友達の壮太が、毎回愚痴を言いに家にやってくる。
チャイムが壊れているから、ドアをノックしてくる。
それが、カレー食べてる時も、寝てる時も、映画がクライマックスの時もおかまいなし。
だから私は玄関にスタンバイするようになった。
そうして彼がいつ来てもすぐ開けられるように、布団、本棚、テレビ、いつの間にか玄関が私の居場所になっていた。
最近の悩み相談は、彼女へのプロポーズ作戦。
今日も彼のために指輪やお店などを一緒に探す。
(私が彼を好きと言うことを、彼は知らないずに私に笑う)
(完全にめぐみ視点を私の言葉で書いただけです)
めぐみは壮太がまた泣きついてくると思って、次は玄関に冷蔵庫を買う。
その冷蔵庫が届いた日、壮太のプロポーズ作戦、大成功の報告を聞いた。
玄関のものを全て戻した日の夜に、壮太がいつものように家に来た。
その時のセリフが上記。
「嬉しいことがあった日はめぐみと一緒にいたいじゃん」
「プロポーズした夜に彼女ほっておいちゃダメじゃん
帰んなよ」
と言うめぐみにこう告げる壮太。
壮太は自分の本当の好きな人がわかっていなかったんですよね。
この話で、思ったのは、
嬉しい時、悲しい時、楽しい時、いろんな感情が自分の中で出た時に、一緒にいたいなって思う人が、自分にとって大事な人
なんじゃないかな?と。
短編集なので2人がどうなったとかは先はないですけど、ねむさんの作品は面白い。
知らない世界を見せてくれる。
すっきりしたり、ほっこりしたり。
こう言う展開か!みたいなもの。
個人的には漫画喫茶で良いレベル◎
短編集なので。
ただ、この人の感性とか面白いなと思ったら、いろんな作品出してるので、是非オススメ。
それでは。