ホッと一息ミルクティー

日常の疑問とその日のアウトプット

自分と向き合うことの辛さ

 

今、前職の振り返りをしているけれど、1年目の8月まで書いて休憩。

 

もうノート2ページ埋まった。

A4で考えると1ページくらい。

 

就活時代の学生の頃よりも多い。

そして、1年目の振り返りだからこそ、気付きがありすぎて、再確認して、辛い。

 

就活中の人たちにどうしても伝えたいのは、「お金がもらえなくてもやりたい仕事」を考えて選んでほしいと思う。

 

 

私は、これに気付かなかった。

そもそも、「お金を稼ぐ」が目的だったから。

 

これは結果論であって、やりたいことではない。

 

難しいよね。

やりたいことを考えたらお金がいるじゃん!稼ごうってなってた。しかもそれを後輩にあたる就活生にも伝えてしまっていた。

 

旅が好きだから旅行関係の仕事に就こうと思って大学2年生くらいから、資格勉強した。

しかし、そこで学んだのは旅行関係の仕事は稼げないし、繁忙期が旅行にみんなが行きたい時期だから自分たちはあまり行かないとのことを知った。

 

旅行の計画を練るのが好きな人、それを人に伝えたい人しか向いていないと。

 

私は自分がしたい側だから無理だと諦めた。

 

就活のスタートでは、下着への熱い想いがあり、ワコールばかり見ていた。

会社説明会が好きで、いろんな会社や仕事を知れるのが好きで、いろんな業界業種見ていたけれど、必ず合同説明会では10社見たとしたら1社はワコール行っていた。

 

けど、100社ほど見たくらいになり、ワコールの先着制の説明会に行って、実際に働いている人の話を聞くと、共感できなかった。

 

他社からエリアを奪還できるのがやりがい。インセンティブは特にない。

 

私はインセンティブが欲しいし、それはやりがいにはならないな、と。

 

インセンティブがあるところ、しっかり業績とお金に頑張りが反映されるところがいいな。

やりたいことやるためにはお金が必要だしな。

 

そんな思いからどんどん広かったものが狭くなってきて、すぐ選べた。選考もすぐ進んだ。

 

 

今考えると、全部、お金ありき。

 

モチベーションが維持できないから、やりたいことを仕事にしろってわけではない。

今の私が思うのは、「好きな自分になるために」やりたいことをやれる仕事をした方がいいと思う。

 

今すぐではなくて、やりたいことがあるならそれをしてどうしたいのかを考える。

それをすることで何の役に立つのかとか、その後自分はどうしたいのか、とか。

 

ゴールが見えたら、それまでに必要なスキルや経験を考える。

 

全員ってわけではないけれど、やっぱり学生はどうしても視野が狭くなるから、これを広げることも考えることも難しいと思う。

それは学生だけではなく、30代、40代の社会人でも当てはまるかもしれないけれど。

 

 

自分が経験したことや、知ってることの中でやりたいことを考えるのは限界がある。

だからこそ知るための行動をしなきゃ、何も広がらない。

 

やりたいことや、自分の天職みたいなものは、まだ知らないだけかもしれないから。

 

私は、自分の経験や知識を世界中の人に伝えたい、伝えることで背中を押してあげられる存在になりたい。何らかの役に立ちたい。

だから「伝える」を仕事にしたいと思った。

まだ増えるかもしれないけれど、軸としてはこれが出来るなら、自分の価値観に合うならどんな仕事でも出来ると思う。

 

「doing」は自分のやりたいこと

「being」は自分のありたい姿、それをして、どういう自分でいたいのか

 

長谷川朋美さんの本に書いてあった。

 

まだまだ足りない部分はあるけれど、beingの目標は自分の軸となるものだから、判断軸となる。

 

お金がなくても、やりたいことになる。

 

まだまだ私も自己分析は足りないかもしれないけれど、少しでも今の経験や思った事を伝えて、誰かの役に立てればいいな。

 

今度学生さん達と会う機会があるので、伝えられたらいいな。

 

 

この前職の自己分析を通して再確認したのは、私は「家」を通してやりたいことがなかったということ。

きっとそれは、内定をくださった「保険」でも「マンション」でも「薬」でも一緒。

 

この人みたいになりたい、こうありたいと思って、この商品が好きだと思って一社に選んだけれど、お金がなければそもそもやりたいなんて思わなかったのだ。

 

この感覚は、きっと学生の頃の私にはわからなかったから、やっぱり経験して良かった。

 

まだ2年弱しか勤めていないのにと思う人達はいるかもしれないけれど、私が今1年目の8月時点で辛いと思ってる自分がいるから、それが私なりにも頑張っていた証拠なんだと自分では認めたい。

 

あ、

仕事が辛かった日々ではなくて、私がまだ未熟過ぎるなと2年目で知った部分があり、その比較が出来るからこそ、その未熟な自分を見るのが辛いだけで、仕事は辛くも楽しくさせて頂いていました。

 

その、「あの時こうしていれば」「あの時気付いていれば」ってのが多いので、そして、あの時上司はこういう気持ちだったのかとの向き合う事も胸に刺さるので。

 

1年目の店長は本当に本当に素敵な人だった。

今振り返っても、とても厳しかったけれど、とても愛情ある人だったと感じる。

だからあの時怒られた事を思い出し、あの時の店長の気持ちを考えるとグサグサときて、またそれが辛く…

 

いや、本当にいい経験させて貰った。

 

けれど、私が辞めたことは、きっと、この先後悔することは全くないと思う。

辞めたから見えたものがあり、知れたものがあり、前に向けたから。

 

まあ、この経験を悲観的に捉える人達に伝えることが出来るのは今後の私の活躍しかないので、私は私なりに前に進もうと思う。

 

てことで、1年目の9月からの振り返りに戻ります。

(実はまだ8月途中)

 

この時期が今考えても一番辛かったから、これだけは今日中に終わらせたい。